美しい海で知られる沖縄の中で、その透明度は随一といわれているのが宮古島。汲み上げた地下海水には琉球石灰岩の成分が豊富に溶け込んでおり、
そのすべてを、通常は取り除かれるニガリ分までも凝縮するように作られている塩が雪塩です。
素晴らしい自然の恵みをそのままに、こだわりのおいしさにかえて皆さまのもとへお届けいたします。
美しい海で知られる沖縄の中で、その透明度は随一といわれているのが宮古島。汲み上げた地下海水には琉球石灰岩の成分が豊富に溶け込んでおり、
そのすべてを、通常は取り除かれるニガリ分までも凝縮するように作られている塩が雪塩です。
素晴らしい自然の恵みをそのままに、こだわりのおいしさにかえて皆さまのもとへお届けいたします。
宮古島周辺で海の透明度が高いのは、島全体が平たんで川もなく陸地から泥などが流れ出ないためだといわれています。島はサンゴ礁のはたらきで形成された琉球石灰岩と呼ばれる地層からできています。この地層にはたくさんの空洞があり、それが天然のろ過装置となって海水中の不純物を取り除いてくれます。また琉球石灰岩に含まれるカルシウムなどの成分が染み出しているので、地下海水にはそれらの成分が含まれていると考えられています。
雪塩はこの美しい海水を、琉球石灰岩の地層を通して汲み上げた地下海水を原料に、海の成分をできる限り多く残すことを目指して作られています。通常は取り除いてしまうニガリ分も含まれているのが特徴で、14種類の成分が検出されています。
何も足さない何も引かない。宮古島の海そのままを、そのままに。それが雪塩です。
海の主要成分そのままが特徴です。
(2018年財団法人日本食品分析センター調べNo.18106786001)
成分 | 含有量 |
---|---|
ナトリウム | 28.6g |
マグネシウム | 3310㎎ |
カリウム | 1000㎎ |
カルシウム | 832㎎ |
鉄 | 0.14㎎ |
成分 | 含有量 |
---|---|
塩素 | 50.1g |
ニッケル | 0.45ppm |
臭素 | 1700ppm |
ストロンチウム | 144ppm |
フッ素 | 2.7㎎ |
成分 | 含有量 |
---|---|
イオウ | 2050㎎ |
ホウ素 | 60ppm |
ヨウ素 | 0.07㎎ |
ルビジウム | 8ppm |
熱量0kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物0g、食塩相当量72.6g
私達は「海そのままをそのままに」という方針のもと、宮古島の海水そのままを粉末にすることを目指しております。
記載しております成分はすべて海水に含まれる天然成分です。
宮古島はサンゴ礁が隆起してできた琉球石灰岩と呼ばれる地層で作られた島です。雪塩製塩所では、ビーチや沖から直接海水を汲んでくるのではなく、地上から約22mまで琉球石灰岩の層を掘って、そこから地下を流れる海水を取水して原料としています。
琉球石灰岩が天然のろ過装置の役割を果たしてくれるので、不純物のないきれいな海水を取水でき、また琉球石灰岩中に含まれる成分が地下海水に染み出すので、それらの成分が溶け込んだ海水になっています。取水のための構造物を海中に作る必要がないので漁業などの妨げになることがなく、また満潮や干潮、台風や雨などによる影響も受けません(地下海水は台風の時でも濁りません。また台風によって砂層に溜まったゴミが洗い流されるので、よりいっそうキレイになります)。さらに海洋生物などを取水管に吸い込むことがないので環境にもやさしいといえます。
・濃縮した海水を、アツアツに熱した金属板の上に吹き付けて、2秒間で水分を蒸発させています。
一瞬で結晶化するので、さらさらの粉末状になります。(すりつぶしたりはしていません)
2秒間で水分を蒸発させるので、にがりと塩が分離する暇がなく、
ニガリ分を全部塩の中に閉じ込めることができました。その結果、雪塩に含まれる塩化ナトリウムは約77%程度です。
残りはにがり成分で構成されています。雪塩はマグネシウム、カルシウム、カリウムが豊富に含まれています。
・苦味の強いニガリが、苦くならない温度で結晶化するため、まろやかな味わいになります。
〈製品100g中の各種成分量〉
海水塩※再生加工塩 | 雪塩 | 比較 | |
---|---|---|---|
食塩相当量 | 95.2g | 72.6g | 0.8倍 |
マグネシウム | 110mg | 3310mg | 30倍 |
カルシウム | 90mg | 832mg | 8倍 |
カリウム | 50mg | 1000㎎ | 20倍 |
〈雪塩と他社製塩との成分量の比較(製品100g中)〉
2000年8月9日、宮古島の雪塩は「世界で一番、含有するミネラル成分の種類が多い塩」としてギネスブックから世界一の認定をいただきました。そのカテゴリーは現在なくなってしまっているために、食用塩公正取引協議会の規約に基づき「世界一」とか「ギネス認定」という表記は出来なくなってしまっておりますが、この小さな島で作られたお塩が世界から認められたという事実は今でも私たちの大きな誇りとなっております。